日本で始めて陶石が見つかった泉山に隣接する街区である。表通りには商家や商業施設、裏通りには窯元の屋敷や作業場が並ぶが、江戸から明治、大正、昭和の各時代の建物が混在しているのが特徴。裏通りの赤茶けた土塀「トンバイ塀」は登り窯の耐火レンガや、やきものの破片を赤土に塗り固めたものである。トンバイ塀が作られたのは、仕事場を外から見えないようにして秘伝の技法を守ろうとしたからだと言われる。
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