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無料で依頼する弘前城は、東北地方で唯一江戸時代の天守が残る城です。
天守のほかにも、丑寅櫓、辰巳櫓、未申櫓の3棟の櫓と5棟の城門が築城当時のままの姿で残され、見どころの多い城です。
また、城跡は桜の名所としても有名で、弘前さくらまつりの頃には、たくさんの観光客でにぎわいます。
弘前城は、津軽地方を統一した津軽氏の居城として1611年にきずかれました。創建当時は5層の天守がありましたが、落雷によって焼失し、現在の天守は1810年に再建されたものです。
三層三階であるため、「御三階櫓」とよばれていました。
その天守は、表側と裏側ではまったく表情がちがいます。下条橋側から見る天守は、出窓や破風などの装飾がつき、優美なつくりであるのに対し、本丸側には装飾もなく、簡素なつくりになっていて、まるで別の城のようです。
屋根は銅瓦が使われていて、緑色に見えます。
城内に桜が植えられたのは1715年で、京都からカスミザクラを持ちこんだのが始まりとされています。その後、ソメイヨシノも植えられ、現在では、2600本もの桜がさきほこります。
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