三徳山に修行道場としての寺院を開いたのは、9世紀の中国・唐で仏教を学んだ慈覚大師だったとされ、以降、中国由来の天台密教の道場として隆盛を極めた。
三徳山の空間は、本堂や宿坊などがある境内、本堂裏手から奥院（投入堂）へ至る参道にわかれる。
本堂には、歴史の長さを表す仏像などがあるが、近年再発見された仏具などもあり興味深い。
投入堂へ至る参道は自然の力を享受する道とされる。
宿坊では、修験者の食事を体系化した上品な精進料理がいただける。古くから秘伝の豆腐が供されることもある。

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